佐賀市長選、蒲原佐大客員教授が出馬
2009年 08月 01日
現職の秀島敏行氏(65)=1期が出馬表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。
蒲原氏は、現市政に批判的な声をベースに無所属で出馬する。
「さまざまな指標は合併で一時的に好転したが、人件費削減や業務の民間移譲など行財政改革は後退している」と市の現状を分析。
その上で「民間や企業経営の手法による行革が必要。空き店舗の利活用などで、郊外に分散している公的施設を可能な限り中心街に呼び戻すことなどを訴えていきたい」と語った。
蒲原氏は佐賀高、慶応大商学部卒。
1971年に日本経済新聞に入社。
データバンク局情報営業部長、営業推進本部副本部長などを務めた。
04年に帰郷し、06年から佐大客員教授を務めている。
(本文は、佐賀新聞から引用)
佐賀市長選は、現職の秀島氏が無投票で再選されると思っていたが、思わぬ展開だ。
人件費削減と民間移譲を実現し、行財政改革が出来るかどうか?
地方財政は苦しい現状で、首長の手腕が問われている。