第91回(甲子園球場)全国高校野球選手権大会第7日結果
2009年 08月 16日
2009/08/16(日)
2回戦
「第1試合」
東農大二(群馬)2-1青森山田(青森)
【戦評】
両チームのエースが持ち味を出した投げ合いとなった。
東農大二は同点の延長十回一死二塁から、緋田の左前打で勝ち越した。
左腕加藤は緩急をつけ、6安打1点で投げ切った。
青森山田は井上が内外角に変化球を投げ分け、粘りの投球だった。
攻撃は九回二死一、三塁のサヨナラ機で、氏家の鋭い打球が惜しくも三塁手の正面だった。
「第2試合」
帝京(東東京)5-1敦賀気比(福井)
【戦評】
帝京が11安打で5点を奪って快勝した。
一回に佐藤の適時打などで2点を先制。
三回に4二塁打を集める長打攻勢で3点を加えて、試合を優位に進めた。
先発の平原は威力のある直球を軸に、九回途中まで11奪三振で1失点と好投。
敦賀気比は打線が的を絞りきれなかった。
八回に吉田の適時打で1点を返すのが精いっぱいだった。
「第3試合」
九州国際大付(福岡)3-1樟南(鹿児島)
【戦評】
九州国際大付は同点の九回一死走者なしで、榎本が右翼ポール際に本塁打を放って勝ち越し。
さらに長短打で二、三塁とし、内野ゴロで1点を加えた。
守っては吉岡-納富の継投で、三回の1点のみに抑えた。
樟南は空地が力投したものの、打線が八回までわずか2安打。
九回は一死一、二塁としたが、バント失敗もあって生かせなかった。
「第4試合」
明豊(大分)4-0西条(愛媛)
【戦評】
明豊の野口は序盤は不安定だったが、要所を締めて8安打で完封した。
六回に二塁手の砂川が美技で併殺に取るなど堅守も支えた。
打線は五回に河野のソロ本塁打で先制。
八回は阿部の2ランで差を広げた。
西条は三回まで毎回2安打ずつ放つなど押し気味だったが、得点できず波に乗れなかった。
好投していた秋山も終盤は球威が落ちた。