中川財務相、法案通過待たず辞任
2009年 02月 17日
中川氏は辞表提出後、記者団に「辞めた方が国家のためになると思った。首相から慰留の言葉はなかった」と述べた。
中川氏は、財務相で記者会見し、平成21年度予算案と予算関連法案の衆院通過後に辞任する意向を表明していた。
しかし、野党が、参院に中川氏の問責決議案を提出し、今後の国会審議が極めて厳しい状況になったことから、中川氏は辞表を提出することを決断したとみられる。
空席となった財務相と金融担当相は、与謝野馨経済財政担当相が兼務する。
(本文は、産経新聞から引用)
問題となった記者会見で、中川財務相は飲酒で酔っているように見えた。
与野党から批判を浴び、辞任は当然だろう。
平成21年度予算案と関連法案の成立が野党の抵抗により危ぶまれることが最大の理由。
麻生太郎首相の盟友で内閣象徴の存在だった中川氏が去り、首相の政権運営に大打撃となる。
衆院解散・総選挙をにらんだ今後の政局も一気に流動化しそうだ。
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