福岡3児死亡、今林大被告に懲役20年
2009年 05月 15日
1審の懲役7年6月は控訴審で懲役20年となった。
厳罰を願い続けた3児の両親、大上哲央さん、かおりさん夫妻は判決後、会見で3児の遺影を抱いて万感の思いを込めた。
しかし、控訴審は判決言い渡し時に出廷の義務はなく、元同市職員の今林大被告(24)の姿は法廷になかった。
午前10時、福岡高裁501号法廷。大上夫妻は満面の笑みを浮かべた3児の遺影を抱いて傍聴席の最前列に座った。
「被告を懲役20年に処する」。
法廷に陶山博生裁判長の声が響くと、夫妻は目を見開き、遺影を持つ手に力を込めた。
判決理由の朗読にじっと聴き入り、涙を浮かべて法廷を出た。
閉廷後の会見で、哲央さんは「私たち夫婦の思いがやっと司法に届き、胸がいっぱいになった」と、一語一語かみ締めるように語った。
今林被告が問われた危険運転致死傷罪と道路交通法違反(ひき逃げ)が併合された場合の最高刑は懲役25年。
事故後に懲戒免職となったことなどから5年減らされた。
かおりさんは「量刑については納得していないが、危険運転致死傷罪が適用されたことは評価できると思います」「この刑事裁判に求めていたのは、彼の行為が過失なのか故意なのか、だった。
判決で、罪に服す際の彼の意識が変わってくれるのではないか」と涙をこらえながら話した。
(本文は、毎日新聞から引用)
今回の判決は、妥当だ。
もう悲しい事故を起こしてほしくない。
亡くなられた子供3人の御冥福をお祈りする。
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