足利事件の菅家さん釈放
2009年 06月 04日
刑務所で過ごした17年余り。「普通に生活していたら何をしていたか」との問いに、「逮捕前の職業の幼稚園の運転手をしていたと思います」と語り、受刑中に失効した運転免許証のことを気にかけていた。
週末には足利市に戻り、両親の墓参りをする予定。
一方、会見に同席した弁護団の佐藤博史弁護士は「無罪判決が出るだけでは喜べない。なぜ誤ったDNA型鑑定のもとで自白をさせられ、有罪になったのかを追及したい。警察や検察、裁判所は膿を出さなければならない」と述べた。
再審請求では、菅家さんと女児の着衣に付着した体液のDNA型が一致しないとする再鑑定結果が出たことを受け、検察側が再審開始を認める意見書を東京高裁に提出、菅家さんは釈放された。
(本文は、産経新聞から引用)
DNA型が一致しないとする再鑑定結果で、菅家さんの無罪は確定的だ。
自白を強要されて犯人にされた彼は、服役中にとても悔しかっただろう。
冤罪事件が絶対に有ってはならない。
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